安土桃山コース 智積院〜養源院〜太閤塀〜耳塚〜豊国神社〜方広寺〜 豊臣秀吉

 わしが信長様の後を継いで1590年、天下統一を成し遂げた、豊臣秀吉じゃ。今日はわしが活躍した安土桃山時代ゆかりのスポットをみなさんにご案内しよう。
 まずは智積院から参るとしよう。わずか3歳にして亡くなった我が子・鶴松を供養するために建てた祥雲寺跡地にできたのが、真言宗智山派の総本山智積院じゃ。祥雲寺の客殿を飾った障壁画「桜楓図」が収蔵庫で拝観できる。長谷川等伯と長男の久蔵が描いた桃山文化を代表する超大作で、今では国宝になっているそうじゃ。美しい書院前の庭園も必見であるぞ。
耳塚
写真7:耳塚
      東大路通を挟んで西向かいは養源院。淀君が父・浅井長政の追善供養に建てたのがはじまりじゃ。伏見城遺構の「血天井」を見ることができる。本堂の俵屋宗達が描いた襖絵などが見事じゃ。
 次は西隣、三十三間堂の南の塀沿いを歩くとしよう。この塀は後にご案内する、わしが建て秀頼が再建した方広寺の塀の一部で今では重要文化財になっているそうじゃ。瓦には豊臣家の桐の家紋が入っておる。
 七条通をこえ北に進んでいくと、正面通に出る。左に目を向けると、大きな塚があるだろう。わしの配下のもの達が、朝鮮出兵から勝利の証として持ち帰ってきた耳や鼻を供養している「耳塚(写真7)」じゃ。
豊国神社・ひょうたんの絵馬
写真8:豊国神社・ひょうたんの絵馬
  さて、右に向き直ると、豊国神社がある。わしの亡き後、明治時代に建てられ、伏見城から移した唐門は国宝だそうじゃ。わしの馬印であったひょうたんが絵馬(写真8)になっておる。宝物館ではわしゆかりの品々を見ることができる。
その隣の方広寺。わしが建てた時には、東大寺を超える大きさの大仏さんもおって、広い境内を誇ったんじゃが・・・残念なことに大仏さんは地震などで壊れてしまい、今で
大梵鐘
写真9:大梵鐘
大梵鐘(写真9)のみが残っておる。刻まれた「国家安康 君臣豊楽」という文字に家康がいいがかりをつけ、豊臣家は滅亡へと導かれてしまったのじゃ。さて・・・そろそろ腹が減ったのう。今ではうぞうすいの店として有名な「わらじや」はわしも立ち寄ったことのある店じゃ。では、わらじを脱いでちょっとひと休みするとしようか。


地図

【智積院】 ●京都市東山区東大路七条下ル東瓦町960 075-541-5361 9:00〜16:30 500円
【養源院】 ●京都市東山区三十三間堂廻町656 075-561-3887 9:00〜16:00 500円
【方広寺】 ●京都市東山区正面通大和大路東入茶屋町527 075-531-4928 9:00〜16:00 200円

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