紫式部イラスト
紫式部コース

下鴨神社(源氏物語の舞台)〜幸神社(平安京の鬼門の話)〜廬山寺(紫式部邸宅址)〜染井(京都三名水)

  私の住んだ邸宅を中心に源氏物語の世界を案内いたしましょう。まずは源氏物語の1シーンとしてよく知られている葵祭が行われる
花の御所跡
写真1:下鴨神社
下鴨神社(写真1)です。物語では、神社へ向かう葵祭の参列を見ようと、光源氏の正妻葵の上と六条御息所が場所取りの小競り合いを行い、光源氏の愛人という立場を痛感した六条御息所は、葵の上を深く恨むことになりました。平安時代以前からの景観を変えずに残る糺の森にすっぽりと囲まれた下鴨神社の本殿は、国宝として平安時代からの建築様式と雰囲気を今に伝えています。
 下鴨神社から西へ向かい出雲路橋を渡ります。賀茂川に架かる橋の上からは、五山の送り火で知られる東山如意ヶ岳の大文字と西賀茂妙見山の舟形を見ることができる絶好のビューポイントです。さらに西へ進むと六地蔵巡りの一つの寺院である上善寺があり、そこから寺町通りを南下すると、
花の御所跡
写真2:廬山寺
左手に見えてくる天寧寺からは、比叡山を額の中の絵にみたてた額縁門が美しい姿をみせてくれます。
 さらに寺町通りを南下して、今出川通へ着く手前で西へ進むと幸神社(さいのかみやしろ)が見えてきます。こちらの神社は一説によると、平安時代より鬼門とされていた北東の方角を守るために創建されたと伝わります。境内には鬼門封じとして猿が社殿東側に置かれています。見つけにくいのでよく探してみてくださいね。
花の御所跡
写真3:染井
鬼門封じの猿は京都御所の北東角の通称「猿ヶ辻」と呼ばれる場所にも同様に置かれていますので、ご覧になってみてください。
 京都御苑の東にある廬山寺(写真2)という寺院が私の住んでいた邸宅とされています。こちらで行われる2月3日の節分会は「鬼の法楽」の名で知られていますよ。寺院の西側には三條家の邸宅隣接地に建てられました梨木神社があり、こちらには京都三名水の一つ、染井(写真3)があります。9月にある萩まつりでは境内に咲く萩に俳句や和歌の知冊が結ばれます。情緒ある風景を楽しんで下さいね。

地図

【下鴨神社】●京都市左京区下鴨泉川町59 075-781-0010 境内自由
【廬山寺】●京都市上京区寺町通広小路上ル1丁目北ノ辺町397 075-231-0355 400円
9:00〜16:00
【梨木神社】●京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町680 075-211-0885 境内自由

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