賀茂氏コース
上賀茂神社
上賀茂神社
 平安京以前より京都に勢力を伸ばした名門氏族賀茂氏は鴨川の上流域を拠点とし、子孫に陰陽師・賀茂忠行・保憲親子が出て弟子に安倍晴明を抱えるなど、古代から中世にかけて京都に君臨しましたもともと上賀茂神社と下鴨神社はひとつの賀茂社であたことからもその力の大きさがうかがえます。
 現在、上賀茂神社から下鴨神社の間を結ぶルートには京都府立植物園があり、その一角に広がる「半木(なからぎ)の森」は下鴨神社の「糺の森」と同様に平安京遷都以前からの生態系を保っています。またその中にある半木神社の名の由来としては、上流にあった神社の流木が流れついたことから「流れ木」から「半木」に変ったと伝えられています。最後は氏族出雲氏が拠点としたため名前が残る「出雲路橋」を通て下鴨神社へ。七不思議の一つでもある楼門の南側にある「連理の賢木」は二つの木が一つに合体した珍しいもので「京の七不思議」にも選定されています
上賀茂神社の七不思議
大田の沢の杜若
神社の東側に広がる池に手を浸けると手が腐ると言われています。
賀茂の神能
能の演目「賀茂」は、境内で演じると災いが起こることから禁じられています。
賀茂の勝手火
祭の前は心身を清めるため、台所の火を別に設けました。
楠木の化石橋(長寿橋)
楼門の手前にならの小川に架かっている橋は楠木(くすのき)の化石です。
車返しの桜
御幸の桜で、孝明天皇が花枝を折って鳳輦の中に入れて帰られました。
御扉(みとびら)の狛犬
本殿・権殿の扉の脇に描かれている狛犬で、鎮座する狛犬の影と言われています。
物言わぬ神主
神主は精進潔斎中など、一般人と話すことが出来なかったから。
下鴨神社の七不思議
連理の賢木(れんりのさかき)
「夫婦木」とも呼ばれ、3本のうち、2本が繋がっています。
何でも柊
楼門を入って左手の木比良木社に植えられている木は、葉っぱが柊のようにギザギザです。
みたらし池の泡
御手洗社の前にあるみたらし池は、底から玉のような泡が湧いて浮き上がってきます。
泉川の浮き石(烏縄手)
紅葉橋のたもとにあった「こがらす社」で雨乞祈願がかなうと川の小石が飛び跳ねました。
赤椿
神主の位が高く、お使いは低いことが多かったため、装束に気を使って赤い椿を植えたとか。
船ヶ島・奈良社旧跡
泉川とならの小川が合流する所にあった奈良社に願いごとをして、ならの小川の流れをかき回し小石が跳ねると、願いが叶うといわれていたそうです。
切芝
糺の森のへそ(真ん中)、古代からの祭場です。
地図
【北野天満宮】●京都市北区上賀茂本山339 075-781-0011 境内参拝自由
【京都府立植物園(半木神社)】●京都市左京区下鴨半木町 075-701-0141 200円 9:00〜17:00
【北野天満宮】●京都市左京区下鴨泉川町 075-781-0010 境内参拝自由 6:30〜17:30
※七不思議につきましては諸説ございまして、弊誌掲載の情報以外にも様々な言い伝えがございます。ご了承の程、よろしくお願いします。
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