お龍と歩く伏見めぐり
上賀茂神社
写真【10】
 龍馬さんの愛した伏見を案内するのは私、龍馬さんの恋人お龍でごさいます。まずは鳥羽伏見の戦いの伏見方面の激戦区となった御香宮神社(写真【10】)へ。平安時代から続く古社で、香のよい水が湧くことから清和天皇によって「御香宮」と名づけられたそうですよ。日本の名水百選にも選ばれている名水で喉を潤したら、いつも賑やかな大手筋商店街を抜け、左へ曲がると「竜馬通り商店街(写真【11】)」へ入ります。龍馬さんゆかりのグッズを売る店や、のぼりも立っていて龍馬さんがいかに愛されているか実感できるので嬉しくなります。商
店街を抜けて右へ向かうと旅館「寺田屋(写真【12】)」に到着。私は龍馬さんの取り計らいで、当時こちらの女将であるお登勢さんの世話になりました。龍馬さんの尽力で、薩長同盟が締結された直後、龍馬さんがこちらでお泊りになった夜、私がお風呂に入っていると外にただならぬ気配が。一
上賀茂神社
写真【11】

上賀茂神社
写真【12】
瞬にして龍馬さんの危機を感じた私は、服も着ないで夢中で階段を駆け上がり、二階の龍馬さんにこの事を告げました。龍馬さんは落ち着いてピストルなどで応戦しながら薩摩藩の助けもあってなんとか窮地を脱し、その後、怪我の治療と身を隠す目的もあって薩摩へ私も一緒に旅に出ました。霧島温泉などをゆっくり周り、1カ月以上滞在したのは一生の思い出です。後にこれが日本初の新婚旅行などといわれているそうですね。寺田屋の前には近年運河が整備され、十石舟が酒蔵の並ぶ風情ある界隈を行き来しています。その酒蔵の景観を形成する月桂冠の大倉記念館や、弁財天を本尊とする長建寺など、このあたりはぶらりと散策するのにぴったりのエリアです。お土産選びは月桂冠の旧本社社屋を改築した「伏見夢百衆」がお勧めです。伏見の土産はもちろん喫茶も充実していますし、大正時代の服を着た店員さんも店内にマッチしていて素敵な感じです。他にも道中には伏見の名水が点在しておりますので、名水めぐりもお勧めしたいですね。
地図
閉じる